プラットフォームというのは、そのままで読めば駅のプラットフォームをイメージする人が多いと思います。沖縄には、最近でこそ県庁所在地の那覇市内でモノレールが走るようになり、プラットフォームという概念も市民に定着しているかと思います。
でも、今回は別の意味のプラットフォームを書いてみたいと思います。
ほかでもない、アップル社のアイフォンに代表されるようなスマートフォンなんかはプラットフォームの一つです。携帯電話もそうです。イメージとしては、それらの機器でできることが無限にあり、その利便性を土台にして何かをやる、ということです。
今、ノートパソコンを用いてこのブログを書いていますが、インターネットに接続されていないと書けないし、読むこともできないものです。これもやはりプラットフォームです。こういうデジタルサービスの上に乗っかって何かをやっているというイメージですね。
経済学を勉強している人や、ビジネスマンたちにとってはすでにお馴染みの概念であり、今更ながらに説明することもないと思います。
さて、沖縄の観光についても、情報発信をどんどんやっていかなくてはなりません。民宿なども多くありますが、パソコンを使うことができず、またアイフォンのアプリケーションなど、どのように活用したらよいのかまったくわからない人たちも多くいます。私もデジタルに詳しい人間ではないので勉強中ですが、旅行雑誌で情報を得るよりも携帯電話やアイフォンなどで情報をどんどん入手しようとする人たちが急激に増えています。
沖縄では科学技術大学院大学がいよいよスタートします。ニューヨークのデューク大学の教授が沖縄の経済についても話していました。(インタビューした記者にも感謝。)世界中から若い技術者がどんどん集まります。そして当然ながら、アイフォンなど普通に扱っているものと思われます。せっかく沖縄に来たのだがら、沖縄のこともいろいろと知りたいと思うはずで、簡単に情報が集まるようにするためには、地元の人たちががんばってデジタル的に、できれば英語で、情報発信する必要があると思います。→記事を読みたい方はこちら
インターコンチネンタルホテルがスマートフォン向けに情報発信するという発表もあります。→この記事を読みたい方はこちら
こういう携帯できる端末をいつも持ち歩いていて、いつでもどこでも必要な情報を受け取ったり発信できたりすることのできる状態をユビキタスというそうです。
スタンフォード大学の Ge Wang教授はSmuleというアイフォンのソフトを開発して、なんと携帯電話でフルートのような音楽を奏でることのできるアプリケーションを提供しています。そのソフトで音楽を実際に演奏している人たちに同時配信でメッセージを流すことができるようにまでなっているみたいです。→記事はこちら
沖縄の楽器をそのような機械にアプリケーションとして提供し、例えば三線を弾いている世界中の人たちに三線の話題を同時配信するというよかな時代になっているわけですね。
沖縄観光英語表現となっていますが、語学的表現という意味では趣旨がずれてしまいましたが、デジタル的に表現していくというのは待ったなしです。できるところから、どんどん発信していきましょう。